9月4日に投開票が行われた市長選挙におきまして、市民の皆様からご支持をいただき、引き続き市政運営を担わせていただくことになりました。
このことは、4年前の市長就任時からの、市民の皆様との信頼、市民本位の市政を基本とし、現場主義のもと、常に市民目線で市民が望むものは何かを考え、行政サービスを市民のために還元するという姿勢に評価をいただけたものと、大変ありがたく思うと同時に、2期目を託された重責に改めて身を引き締めております。
また、これまでの4年間で着々と積み上げてきたことを新たなスタートラインとして、あらゆる施策をバランス良く総動員し、よりスピーディーにフルパワーで立ち向かい、市政をステップアップすることが、市民の皆様と共に岩見沢の未来を創る第2ステージに立った私の使命であると、決意を新たにしているところです。
市民の皆様もご存知のとおり、岩見沢市政における最大の課題は人口減少問題です。これまでの4年間で大胆に進めてきた、生まれる前からの切れ目のない子育て支援や、本年(平成28年)度から本格的にスタートさせた移住定住促進等の新たな施策によって、昨年の秋から、前年と比較して社会動態(転入者数と転出者数の差分)の減少数が圧縮される等の変化の兆しが見られており、昨年度実施した地方創生の先行的な取組みや、本年1月に策定した「総合戦略」の成果の芽が出てきています。
この芽を育むためにも、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえ、働く場と雇用の維持・創出等、「総合戦略」の施策を着実に推進し、更なる成果を積み重ねてまいります。
また、市長就任時より、サービス業である市役所は『市』民の『役』に立つ『所』でなければならないと訴え、自らが先頭に立って職員の意識改革と政策形成能力の向上に努めてまいりましたが、今後も更なる市役所のレベルアップを図り、市民の皆様の満足度を高めるための市役所改革と行財政改革を不断に進めるとともに、市政地区懇談会等を通じて、様々な立場にいる市民の皆様の声に耳を傾け、一つひとつ丁寧に、「誠意と熱意」を持って市政運営を行ってまいります。
これまでの4年間、全力で市政運営にあたってまいりました。政策として掲げました「元気八策」につきましても、全ての項目に着手し、成果を積み重ねてまいりました。今回の市長選挙を通じてお示しいたしました「新・元気八策」についても、実現に向けて全力で取り組んでまいります。
市民の皆様の安全と安心を確保するための災害に強い強靭なまちづくり、市民とまちの健康を守り創る「健康経営都市」の推進、ICT(情報通信基盤)をフル活用した日本最先端と評価されているスマート農業の普及促進等、市民の皆様が愛し誇れる岩見沢市を創り、次世代へと引き継いでいくため、これからの4年間も強いリーダーシップを発揮し、市民と地域のパワーを結集したオール岩見沢の体制、「チーム岩見沢」として、様々な課題を乗り越えていきたいと考えております。市民の皆様におかれましては、今後の市政運営に、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
投稿:2016年10月14日