今年の夏は高温多湿で、北海道民にとっては厳しい夏となりました。そんな夏も終わりを告げ、実りの秋がやってきました。道内屈指の米どころである岩見沢では米の収穫が始まり、食欲の秋を大いに楽しませてくれるものと思います。また、秋といえば行楽の秋でもありますので、今回は岩見沢の観光拠点とも言える「ログホテル メープルロッジ」についてお話させていただきます。
平成30年4月に全館リニューアルオープンした「ログホテル メープルロッジ」ですが、おかげさまで大変ご好評いただいております。今回のリニューアルの主な目的としましては
となっており、より快適で魅力溢れる施設に生まれ変わりました。
新設された露天風呂
客室には天窓が付いています
館内はログハウスならではの木のぬくもりと併せ、癒しと清潔感のあるものとなっています。レストランでは、園内に新設した体験農園「ポタジュ」で採取したエディブルフラワー(食用花)などの無農薬野菜や、地元毛陽でとれた野菜や果物をはじめとする、岩見沢産の食材をふんだんに使ったメニューも充実しました。
地元食材を使ったコース料理
さらに、地域の団体と連携して、4輪バギーの体験乗車やサイクリングツアー等の体験型観光を強化した点や、グランピングエリアの新設も、リニューアルの大きな特徴のひとつです。
新設されたグランピング
各種メディアで取り上げられ、また、国内外でのプロモーションの効果もあってか、リニューアル以前と比較して、利用者数、客室稼働率等も大幅に増加し、当初掲げた目標値を大きく上回る結果となっています。しかし、リニューアルがゴールではありません。これに甘んじることなく、更なる高みを目指してまいります。
そして現在、平成6年にメープルロッジ敷地内に植樹されたサトウカエデが、樹液を採取できる大きさまで成長したため、メープルシロップの精製試験に着手しました。まだ採取量も少なく試作の初期段階ではありますが、岩見沢産メープルシロップの可能性について調査研究を進めています。近いうちに市民の皆様に商品化など朗報をお届けできればいいなと思っています。
先ほども述べましたとおり、リニューアルはゴールではなく、新たなスタートを切ったに過ぎません。今後も試行錯誤を繰り返し、誰からも愛される場所であり続けるよう、一層の努力を重ねてまいります。市民の皆様におかれましても、是非、生まれ変わった「ログホテル メープルロッジ」を訪れていただければと思います。
投稿:2019年9月17日