元気!みんなのまち岩見沢 松野さとる

子どもたちの明るく健やかな未来のために

今年で35回目の開催となった「ふるさと百餅まつり」も終わり、これから岩見沢も一気に秋の彩りになってきます。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、それぞれの趣で岩見沢の秋を満喫してください。

さて、今回は「岩見沢市総合戦略」の重点施策の一つである、子ども・子育て支援についてご紹介させていただきます。まず、主な事業を以下にまとめましたのでご覧ください。

【不妊・不育症治療費助成事業】

  • ・特定不妊治療:北海道の助成に市が上乗せ助成
  • ・一般不妊治療:市単独で助成
  • ・不育症治療(H29から)

【産前産後ヘルパー事業】

  • ・妊娠届時から出産後の1年以内の家事や育児の支援

【ブックスタート事業】

  • ・8・9か月児検診時に、絵本体験とメッセージ入りの絵本を手渡し、赤ちゃんの健やかな成長に繋げる

【乳幼児等医療助成事業】

  • ・入院医療費助成:中学校3年生まで無料
  • ・通院医療費助成:小学校6年生まで無料(H29.10月に小3から小6へ延長)

【子ども・子育て支援事業】

  • ・「子ども・子育てプラン」に基づき、子育て支援センターを中心に相談や支援等を実施

【あそびの広場運営事業】

  • ・豪雪地帯の岩見沢でも、天候を気にせずに1年間を通じて利用できる屋内型あそび場(1,200㎡)を運営
  • ・子育て支援センターや保健センターなど各機関との連携した取組みの実施

【保育所入所運営事業 幼稚園入所運営事業】

  • ・保育料の第2子、第3子以降の無料化
  • ・保育料の減額・細分化による負担軽減を実施

【栗沢認定こども園運営事業】

  • ・保育所と幼稚園を一体的に運営する認定こども園を管理運営

【病児・病後児保育運営事業】

  • ・病児保育と病後児保育を実施し、保護者の子育てと就労の両立を支援

【留守家庭児童対策事業】

  • ・放課後児童クラブでの延長保育実施(延長保育は19時まで)
  • ・民営クラブへの支援を通じて子育てと仕事の両立を推進

※各事業における利用方法や適用条件等については岩見沢市ホームページ、
 または市役所の各担当窓口でご確認ください。

上記事業の中で、特に主軸となる「子ども・子育て支援事業」と「あそびの広場運営事業」について詳しくお話しをさせていただきますと、平成27年に「であえーる岩見沢」に全天候型あそび施設「あそびの広場」、常設型おやこ広場「ひなたっ子」、「子育て支援センター」や「保健センター」、「幼児ことばの教室」、「教育支援センター」などの相談・支援機関が集約された、岩見沢市の子育て支援拠点となる「えみふる」を開設しました。

あそびの広場

あそびの広場

常設型おやこ広場「ひなたっ子」

常設型おやこ広場「ひなたっ子」

この「えみふる」では、子育てに喜びや楽しみを感じ、安心して子どもを産み、育てることができるよう、いつでも気軽に子育てや子どもの発育に関する相談や支援を受けられる環境づくりに取り組んでいます。また、常設型のおやこ広場「ひなたっ子」をはじめ、児童館や地域の施設で行っている「地域親子ひろば」の運営等により、子育て中の親子の交流・情報交換の場を提供し、楽しい育児を支援しています。

昨今、女性の社会進出がさけばれ、仕事と出産・育児の両立に困難を感じる、あるいは情報化社会の中において、不必要な不安を煽るような誤情報や主観に基づく偏った情報等によって、育児に対する自信喪失や、過度な恐怖心を抱いてしまうケースが増えているようです。 岩見沢市では、そのような方々を含め、現在進行形で育児をされている、これから出産をされる皆様の不安や負担を軽減できるよう、多数の事業において、国や道の施策に市独自で上乗せし、支援を手厚くしております。

子どもは親にとってはもちろんのこと、地域社会においても、無限の可能性を秘めた未来の「たから」です。この「たから」をしっかりと育てていくことは、親であるなしに関わらず、大人の責務であると考えます。岩見沢市もこの責務を果たしてまいりますので、市民の皆様におかれましても、周りに子育てに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、手を差し伸べていただく、岩見沢市の支援策をご紹介いただく等、オール岩見沢の体制で子育てをバックアップできればと思います。

投稿:2017年9月21日