元気!みんなのまち岩見沢 松野さとる

薔薇(バラ)のまち岩見沢 ― No.1 ―

いわみざわ公園バラ園

以前にもお伝えしましたが、今年、2013年は岩見沢市開基130年、市制施行70周年の節目の年で、市内では様々な記念事業が行われています。

その一つとして、第22回ばら制定都市会議(ばらサミット)が、7月11日と12日の2日間にわたって、いわみざわ公園バラ園で行われました。
(ばらサミットとは、バラを「市町村の花」として制定している、またはバラが広く住民に愛好されている地方自治体が全国から集まり、毎年一回、バラ園を中心とした特色ある「まちづくり」の推進方法等を話し合う会議のことです。)

第22回ばら制定都市会議(ばらサミット)

サミットではそれぞれの自治体での取り組みについて発表し、活発な意見交換が行われ、大変有意義な会議になったと思います。特にソフト面においては、取り組みや取り組みに対する姿勢など、見習うべき点が多数あり、岩見沢でもまだまだすべきこと、できることがたくさんあることに気付かされました。

また、関連事業として「もうひとつのばらサミット」と題して、岩見沢緑陵高校と岩見沢農業高校の生徒たちによる、バラの栽培方法の研究やバラ園を活用した「まちづくり」への提言などが行われました。内容も素晴らしかったのですが、何よりも学生たちが積極的にまちに関わっている姿を見て、彼らは岩見沢の未来を明るいものにしてくれるだろう、そんな期待感をいだきました。もちろん、我々大人たちが、しっかりとした素地を作らねばならないことは言うまでもありません。

さて、ばらサミットの会場になったいわみざわ公園バラ園ですが、過去2シーズンにわたって株を植え替え、エリアと案内看板等を再整備し、今年2013年、リニューアルオープンしました。であえーる岩見沢で開催中のパネル展の紹介文にもあるように、美しく、凛々しく、そして元気に咲き誇るバラたちを、いつでも鑑賞していただけるよう、耐病性、耐寒性に優れた品種を多数取り入れ、"北国らしいバラ園"を演出できたと思います。

リニューアルしたいわみざわ公園バラ園

リニューアル前のバラ園と比較して、株数を減らしたこと、まだ株が若いこともあって、ボリューム感に欠ける印象を持たれた方もいらっしゃるかも知れませんが、バラの成長には2~3年ほどかかりますので、どうぞ長い目で、成長し成熟していく過程を見守っていただければと思います。また、株数を減らしたことにも理由があります。株と株の間隔を広くとることで、それぞれに十分な養分が行きわたり、ひとつひとつが大きく丈夫に育つからです。そのことにより、病気にも強く、花付きも良くなるため、より美しいバラをご覧いただけるようになる、というわけです。

さらに、来園者、そして環境にも配慮した取り組みも新たに取り入れました。
それはまた次回お話します。

ばらサミットの様子

ばらサミットの様子です。ホストということで進行を務めさせていただきました。

岩見沢観光踊りパレードに参加

サミット1日目の夜に開催された、岩見沢観光踊りパレードに参加しました。

投稿:2013年9月17日

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