元気!みんなのまち岩見沢 松野さとる

2020年を迎えて

【令和になって初めての新年】

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

【昨年を振り返って】

昨年は、平成から令和へと元号が変わり、日本にとって新しい時代の幕開けとなる節目の年でしたが、相次ぐ台風による豪雨や強風といった自然災害が全国各地に大きな被害をもたらした年でもありました。

災害は突然やって来ます。

岩見沢市でも、8月には1時間に94・5ミリという局地的大雨があり、道路の一部が冠水し、災害への備えの重要性や必要性を一層強く認識したところです。

昨年、岩見沢市では、災害に対する備えを充実し、被害を最小限に食い止めるため、〝岩見沢市強靭化計画〟を策定し、北海道胆振東部地震による停電(ブラックアウト)の経験を踏まえ、拠点となる避難所や希望する町会・自治会に発電機を配備・貸与しました。

これからも、あらゆる災害を想定しながら、その備えや対応に努めてまいります。

【未来を見据えたまちづくり】

令和の時代を迎え、社会は大きな変革期を迎えています。

技術革新が加速し、近い将来、狩猟、農耕、工業、情報に続く第五の社会(ソサイエティ5.0)が到来すると言われており、私たちの生活や経済活動などに大きな変化をもたらすことが予想されます。

このような社会の変化にいち早く対応するため、ICT(情報通信技術)をはじめ、AI(人工知能)やロボティクス(ロボットに関連したさまざまな科学研究)などの先端技術を積極的に取り入れ、〝未来を見据えたまちづくり〟を進めています。

【国内外から注目されるスマート農業】

ICTなどの先端技術を活用した取り組みに〝スマート農業〟があります。

人工衛星を利用したRTK‐GPS(高精度位置情報システム)により、無人のロボットトラクターが正確に農作業を行う技術を全国に先駆けて導入し、北海道大学やNTTグループと協定を結び、次世代の高速移動通信方式〝5G〟を使った実証実験を世界で初めて実施しました。

このスマート農業は、生産性や農作物の品質・収量、農業所得の向上が期待されることなどから大きな注目を浴び、国内や海外からの視察が相次いでいます。

また、スマート農業を支える地域BWAなどのネットワークの強化やスマートアグリシティの構築にも、いち早く取り組んでいます。

【未来を担う子どもたちのために】

そして大切なことは、未来を担うのは子どもたちであるということです。

岩見沢市は、子どもたちのためにより良い環境を作ることに力を入れています。

こども・子育てひろば〝えみふる〟は、〝あそびの広場〟を中心に、子育て総合支援センターや保健センターなどが一体となった子育て支援の拠点です。妊娠から出産、子育てなどのいろいろな場面で、支援が必要な方に確実に支援の手が届くよう、子どもの成長と子育てを支えています。

さらに、子どもを含めた全ての世代、全てのライフステージに共通する健康づくりの取り組みにも力を入れています。

市民の皆様の健康が何より一番大切です。

全国の自治体で初めて〝健康経営都市宣言〟の認定を受け、市民の健康づくりに向け、〝いわみざわ健康ひろば〟を拠点に、北海道大学COI〝食と健康の達人〟拠点プロジェクトと連携した事業展開など、産学官金が一体となり、さまざまな取り組みを行っています。

【今年の抱負】

今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、日本中が賑やかになりそうです。特に、オリンピックのマラソンと競歩が札幌市で開催されることになり、市民の皆様には楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

岩見沢市は、新しい総合戦略の策定を進めています。そのスタートの年となる今年、人口減少を抑制するとともに、人口が減少する中にあっても市民生活の質の向上と地域経済の活性化の実現を目指し、ICTなどの先端技術も活用しながら、岩見沢のまちの成長に向けて、市民の皆様と一緒に〝未来を見据えたまちづくり〟に全力を尽くします。

最後に、本年が皆様にとりまして、元気で健康で笑顔あふれる幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

令和2年 元旦
岩見沢市長 松野 哲

投稿:2020年1月1日