元気!みんなのまち岩見沢 松野さとる

平成28年度市政運営と出馬表明について

まず、4月に発生しました熊本地震で被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早いまちの復興をご祈念申し上げます。

災害というのは、いつ、どこで起きても不思議ではありませんし、予知することも極めて困難なものです。災害は「起きるもの」との前提で、万が一に備えることが重要です。岩見沢市でも防災・減災への対策を行っておりますが、市民の皆様におかれましても、個人でできる対策を行っていただきながら、今一度まち全体で防災・減災意識を高めていきましょう。

今年度の市政についてですが、「総合戦略」に基づき具体的な施策を展開する「地方創生実行元年」と位置付け、重要課題である人口減少問題をはじめとする課題解決、岩見沢市の強み(ICT環境、農と食、芸術文化等)を活かした魅力あるまちづくり等に本格的に着手し、市民の皆様が「住み続けたいまち」、他のまちの方が「移り住みたいまち」、子育て世代が「子供を産み育てたいまち」を目指します。また、超高齢社会を迎える中、市民の皆様に今まで以上に健康への関心を高めていただくために、今年度は特に「健康コミュニティ」の構築に力を入れていきます。

さて、既に新聞報道等でご存知の方もいらっしゃると思いますが、後援会から正式な要請があったことと、私自身も取り組むべき課題への更なるチャレンジをしたいとの強い思いから、今年9月に行われる岩見沢市長選挙への出馬を決意いたしました。

一期4年の間に、組織横断型課題対策チームの立ち上げや、岩見沢市総合戦略の策定等、岩見沢市が抱える課題の解決へ向けた事業への着手、あるいは実行に向けた努力を続ける中で、しっかりとした土台作りを行ってきました。

これまでの3年9ヶ月を振り返ると、評価は市民の皆様に委ねるとして、一歩ずつではありますが、前進できたのではないかと思っております。しかし、まちづくりにおきましても行政改革におきましても道半ばであり、まだまだすべきことが残されています。

選挙公約や具体的な政策については、追々お示しさせていただくことになりますが、まちづくりのひとつの方向性として、特に「健康」というキーワードに焦点を当て、「健康経営都市」を目指す取り組みを考えています。市民の皆様の健康はもとより、まちの健康(健全な市政運営、快適な住環境や自然環境、円滑な経済活動等)を促進し、将来的には健康に関する産業や雇用の創出、健康サービスの提供や独自の健康関連システムの構築、地元農産品を活用した健康ビジネス等、岩見沢=健康のまちとするイメージ戦略を含めた総合的なまちづくりを、オール岩見沢体制で取り組んでいければと思っています。

ともあれ、残された3ヶ月の任期を全うすることが最優先です。引き続き市民の皆様からご意見を賜りながら、全力で市政運営に邁進いたします。

投稿:2016年6月3日